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赤ポスの随力筆喜

報恩抄愚釈67

(愚釈66続き^^)
(303頁13行目~)

 【最澄】は、それぞれ14人の者たちの言いぶんを判断されてこう言いました。
『各一軸を講ずるに法鼓(ほっく)を深壑(しんがく)に振(ふる)い賓主(ひんしゅ)三乗の路(みち)に徘徊(はいかい)し義旗(ぎき)を高峰に飛(とば)す』
(14人それぞれの者たちが、それぞれの持っている一つの経典を一生懸命になって主義主張しているが、それは爾前権経の教えである三乗の教えを、ただ声高に主張しているに過ぎない。)
『長幼三有の結をサイハして』
(老いも若きも、ベテランも新人も、三界の煩悩を打破したと喜んでいたとしても)
『猶(なお)未(いま)だ歴劫(りゃっこう)の轍(てつ)を改めず』
(なおそれでも、即身成仏の法華経ではない爾前権経である歴劫修行の教えに執着して、そのレールをいまだに改めずにいて)
『白牛(びゃくご)を門外に混ず、』
(大白牛車たる法華経を爾前権経と同じレベルだと混同している、)
『豈(あに)善(よ)く初発の位に昇り阿荼(あだ)を宅内に悟らんや』
(どうして、未顕真実たる爾前権経を混同している状態で、法華経を信じて悟っていると言えるのであろうか!)

と最澄は言っています。


(法華経が勝れていると14人が承伏状を書いていても、最澄は権経が混じったままでそんなこと言ってもアカン!って、そのへんはハッキリ破折してはりますな'')


   (つづく^^)




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  1. 2011/05/29(日) 00:00:04|
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